
「恋とは何なのだろうか」
私は最近考えている。他者を抱きしめたくなる気持ちか。それとも他者を壊してやりたくなるほどの執着か。私にはまだ分からない。
だからこそ、まだ考えている。
「愛とは何なのだろうか」
他者に幸せを押し付けること?それとも他者を思いやって動かないことか。どれも正しくて間違っている。だからこそ「苦しい」と知ってしまった。
「好きって何だ?」
そもそもこの胸の高鳴りはなんだ?単なる性欲か。それとも君の全てを理解したいと願う祈りか。「それ」が間違っているってどうして言えるの?
「知りたくて仕方がない」
狂うように胸が叫んだ。君の姿をただ探す。それだけか?共感したいのかすら分からなくなってくる。
「どうして君はああ言ったのだろうか」
君の一言だけが私の銀河を巡る。返信が一日返ってこない。ただそれだけで私の肉体すらもブラックホールの向こうへと堕ちる。
「......仕方ないか。」
君という人間を受け入れたくて、私は自分の苦しみを受け入れた。
いつか振られる事も知ってるよ。
ただ、もう少しだけ感じていたいんだ。
君と共有したはずの、あの月の明りを。
製作:2025 11/18
写真:高知県 桂浜
